かなりレアな植物満載!東京都立薬用植物園

お久しぶりです!ツバメホームズの小野です。
さてさて初めての緊急事態宣言からはや2年、相変わらずコロナやら世界情勢やらにぶんぶん振り回されながら、何とか日々を過ごしております。

その間じっと我慢の子であった我々ではございますが、この度まん延防止等重点措置の全面解除もなされましたので!「屋外ならいいかな…」なんて思いましたので!小平のお出かけ素敵スポットのご紹介なんてどうかな、と!


というわけで、そんなこんなで恐る恐るブログ再開をしてみようと思います!(久しぶりすぎて無駄に力が入ります)

桜だけが花見じゃなし、綺麗な花には毒があるし、毒は薬になるし。

さて、以前小平のお花見スポットなどをご紹介しましたが、この満開シーズンが過ぎてしまってもまだまだ楽しめる、他のお花スポットはいかがでしょう?というわけでやってきましたのは東京都薬用植物園!

ここは最寄りの駅が東大和駅なので東大和市にあると思われがちですが、じつは小平市にあります。というか小平市が横に長すぎ問題。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のためしばらく休園していましたが、令和4年3月23日より再開園。ちょうどソメイヨシノから枝垂桜、八重桜への移り変わりの時期のようで、のっけから桜吹雪がお出迎えしてくれます。

入園は無料、園内は様々な区画に分かれており、まったりと歩きながら花壇をのぞき込むような楽しみ方ができ…

でました薬用植物園名物、有毒植物説明看板。
実はこの植物園、その名の通り薬効のある植物だけを集めた、日本でもちょっと珍しい植物園なのです。

漢方薬や医薬品などの治療に用いられる生薬の原植物やハーブなど、普段はあまり見ることのない植物が一同に展示されており、研究機関としての側面もあるので見ているだけで知的好奇心が満たされます。

看板表示を見ただけでなんか賢くなった気が。(気のせい)

個人的な見どころは「山菜と間違えやすい有毒植物の見分け方」の看板。

間違えて毒のある植物を食べてしまう人は思ったよりも多いんだろうな、なんて感じます。そういえばキノコの研究者は絶対野に生えているきのこは食べない、なんで話も聞いたことがあります。プロでも食用と毒のある植物の見分けは難しいんですね。

うろうろしていると、この平和な町ではついぞ見ないような、異様にセキュリティーの高い場所があります。

貴重な研究用の様々なケシ、5月に一挙公開!

こちらは何とケシや大麻などの試験栽培をしている所です。
東京都内では唯一、全国でもかなり珍しい「ケシ」の研究栽培施設でもあるので、5月には色とりどりの魅惑的なケシの花が咲くところが見られます。

特に後ろ暗い気持ちはないはずなのに、そばを歩いているとちょっとドキドキ。

温室内も一筋縄ではいかない感じ。

ぐるっと一まわりして入り口付近に戻り、温室の方に向かいます。
冷房室には、世にも珍しいヒマラヤに咲く青いケシもあるのですが、お花のシーズンはもうちょっと先。

温室の中ももちろん薬用植物だらけで、中々面白い風景です。

カカオ…噓でしょ君、そんな唐突な実のなり方をするの?

他にも「ふれあいガーデン草星舎」という苗や雑貨の販売店があったり、ちょっと休憩できる東屋があったり。ゆっくりまったりするには最適な植物園です。

これからしっかりオンシーズンになりますので、玉川上水や野火止用水のお散歩と共に、ぜひお出かけいただければと思います!

…ちなみに自分はこの後近くの有楽製菓でソフトクリームを食しました。

散歩で消費したカロリーを倍にして戻す所存。

東京都薬用植物園はこちら。



★公式サイト
東京都健康安全研究センター 東京都薬用植物園

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