ゴールデンウィークもあけ、新緑も眩しい過ごしやすい時期になってきましたね!お休みから学業やお仕事に戻る際、ちょっと憂鬱になってしまいましたか?ちなみに私は結局毎日最低2回は事務所に顔を出していたので、あまり落差を感じることもなく連休明けをスタートできました。結果オーライ!
さて、連休中にもお部屋探しをされている方にお声をかけていただく事が多くありました。今年の連休はお天気も良くお散歩がてらの物件探しにも最適でしたので、こちらとしてもご紹介のしがいがありました。
そんな中お客様のお話を聞いていると
「まず最初に物件情報をたくさん見て、結局良くわからなくなって来店してみました」
というパターンも非常に多く、そのような場合にはこれからご紹介する4つのポイントに沿ってお部屋のご案内をしております。
私にしては真面目な話となりますが、これは戸建て・マンション・土地・賃貸と幅広く応用の効くお話ですので、ちょっとでもご興味を持たれましたら、少しお付き合い下さいませ。
最初にきちんと定めておくべきは「目的」
さて、意外ときちんと定まっていない方が多いのが、この『お引越しをする目的』です。
学校や職場の近くに住みたい、今の部屋が手狭、家賃の負担を軽くしたい、ルームシェアしたい…お引越しを思いついた最初は明確な動機があっても、いろいろなお部屋を見ている内にあやふやになっていく事が多いものです。
例えば「通勤に便利なお部屋に住みたい」と思ってお部屋を探すとしましょう。インターネットで探していると、だいたい以下の様な感じになります。
「人気駅徒歩5分圏内、だけど周辺は静かで落ち着いた自然豊かな環境か!いいな~…でも結構古そうかな~。こっちの部屋は駅徒歩10分で新築、広くて明るそうだしいいかなぁ…家賃高いな!狭いし収納も少ないかな…じゃあ25㎡以上のクローゼットありの駅近で検索してみて…駅徒歩20分以上ばっかりだなあ。でも相場はこんなもんなのかなあ…?」
こんな感じでインターネットで闇雲に物件数だけみていると、もはや何が自分にとって良い部屋かわからなくなってきてしまいます。
それはなぜかというと、上の場合は動機がすでに『人気駅の駅近がいい』『綺麗で新しい所が良い』『家賃を抑えたい』『広くて収納の多いお部屋がいい』と、どんどん散らかっていくためです。
でも、それが当たり前ですよね?誰だって少しでも条件の良い所に住みたいものです。
ですが最初から条件だけを細かく追っていくと、なんだか自分にあったお部屋なんてないんじゃないの?というくらい、自分にとって良いお部屋を見つけることが難しくなります。
最初の目的『通勤に便利なお部屋に住みたい』よりその細かい条件が譲れないのであれば話は別ですが、まずは当初の目的を最後まで見失わずにいきましょう。目的が明確であれば『場所』や『予算』の工夫次第で、より理想に近いお部屋を探すことができます。
それでは次回は、第2のポイントである『場所』のお話をいたしますね。