小平、地元節分行事の謎。その1

もう2月!?ほんとに!?と言うくらい、なんだかあっという間に1月が終わって愕然としている小野昌司です。

さて、2月最初のイベントとしては節分があげられますよね。我が家でも豆をまいたり恵方巻きを食べたりしましたが、何と言っても家長の役目、節分飾りを作りました!家長!昭和のかほり!

地域によって諸説あるようですが、我が家での方法は簡単にご説明すると下記のようになります。

節分

というわけで、まずは鰯の頭を焼きます。

その時に「畑の虫も、ジーリジリ、悪~い虫もジーリジリ」などと歌うのですが、毎回妻が怪訝そうな、面白がっているような顔をします。まあ無理もない、妻は所沢出身ですからおそらくそちらではこのような習慣がないのだと思っていました。が、先日地元の方とお話した所「小平生まれ小平育ちだがそんなの聞いたことがない」とかいわれちゃってあっれぇー?

ググってみますと近くは埼玉や世田谷区、京都や信州、三重などでもある習慣だそうで、「虫の口焼き」や「焼嗅がし」というらしく、
畑や田圃などの害虫駆除祈願としての習慣だったようです。やり方も様々、豆がらを使うのは東京近郊の特徴だとか、豆を炒る時に歌を歌うところもあるとか。

やーなるほどなるほど、ためになった、と思って実家の父(齢73才)と話をした時にこの話をした所「何行ってるんだ、ウチではイワシじゃなくてメザシを使うんだ」とか言われてあっれぇー?

そういえば結婚して何年かはメザシでやっていたような…そういや実家の飾りは魚が小さかったような…と、今更ながら目の覚める思いでした。
その他にも、なかなか興味深い話を聞きましたので次回に続きます!

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