あなたはdencyu派?sogan派?-齋藤素巖編

秋も深まる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか、ツバメホームズの小野です。暑くなったり寒くなったりが繰り返されて目まぐるしい昨今ですが体調など崩さぬよう…私ですか?私はご飯がおいしくて太りました。天高く我肥ゆる秋、恒例行事とも申せましょうが、今度会社に健康組合が手配した方がいらっしゃるそうで、どんな健康指導を受けるのかと思うと夜しか寝れない次第でございます。どうしようめっちゃ怒られる。

さてさて、前回は平櫛田中のことを書かせていただきましたが、今回は齋藤素巖についてもご紹介させていただきますね。

齋藤素巖とは

※例によって開運なんでも鑑定団:銀河万丈さんの声で脳内再生すると雰囲気が出ます

1889年10月16日生まれ。彫刻家になることを志したが、父親の意向を汲み東京美術学校で西洋画を学ぶ。後に渡英し、ロンドンにて彫刻を学び帰国し、以後彫刻家として活動する。1943年に小平に移住。学園東町に居を構え。以後生涯を学すごし、制作活動を行う。(※現在は学園坂商店街となっている)

当時日本の彫刻界の主流は政府が主催する展覧会が主であったが、芸術が官に阿る事を良しとせず自ら彫刻家団体を立ち上げる。モチーフに労働者や市井の人々を多く扱う、建築と両国の融合を図るなど、常に新しく公正な視線をもって芸術活動を行おうとする先進的で清廉潔白な人格がうかがえダメだちょっとストップしましょう素巖愛がはみ出しすぎる。

まずはみんなご存じ『齋藤素巖・彫刻の小径』

まあとにかく百聞は一見にしかず、ご覧になっていただければ良さも伝わるでしょうということでまずは気軽にお散歩がてら見える『齋藤素巖・彫刻の小径』をご覧いただきましょう。

小平市ではグリーンロードに齋藤素巖の彫刻を展示しているので、通学通勤途中などにご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。ここの彫刻たちはボランティアや武蔵野美術大学の方々によって保守作業が行われているで、屋外でも美しいまま保たれ、近くで鑑賞する事ができます。ありがたいですね!

というわけでまずは小平駅からグリーンロードに突入いたしまして花小金井駅までの作品群を一挙にご紹介します。

1:競技への招待

素巖はお魚モチーフが好きっぽい。
ちなみに個人的な鑑賞ポイントは二人の表情だと思っております。

2:交通 3:少女律動 4:農業

こちら3点はあじさい公園というお素敵スポットにあり、「あじさい公園三姉妹」と勝手に名付けております。

5:ピエロ 6:自然科学者 7:老人 8:カバ 9:遺失物 

公園前を抜けて横断歩道を渡って藤棚~ふるさと村までの5点。

10:エゴイスト 11:七十近し 12:題不詳

たけのこ公園の中にある3点。

13:子供と仔鹿、海驢と子供人 14:イノシシ 15:仔牛

16:カッパ

花小金井駅前にあるこちらで『彫刻の小径』の作品は最後となります。

グリーンロード沿いに配置されているこの彫刻群。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色の中など、季節の移ろいと共に皆様に愛されてますね。

ですがみんなが知っている素巖じゃ物足りないという皆様に、小平市内にある『ちょっと通な素巖』をご紹介しちゃいます。

素巖を探せ!その1:小平中央図書館『みのり』

まずは弊社の近くにある、小平中央図書館。

かなり大きく、なぜかライオンのはく製があります。ブリヂストンから寄贈されたそうで一階にメス、2階にオスがいます。(こんな紹介でいいのか)

ただ、図書館内では彫刻を見たことがないので本当にあるのかな-?と思いながら探しましたら。何と入口右横にありましたよ、なるほどこれは盲点でした!

素巖を探せ!その2:小平市役所『荷重』『沼童の一家』

さてさてそのまま小平市役所のほうまで移動いたします。この辺も弊社から近く、職業柄よく訪れる場所ですので、私共にはなじみ深い作品といえましょう。

こちらで見られる素巖は、一つは市役所横の芝生広場にある『荷重』。もう一つが3階にある『沼童の一家』です。

同じ場所には他に2つほど作品があります。

その後市役所に入り、エレベーターか階段で3Fまであがると南東の位置に『沼童の一家』があります。魚と戯れたら天下一品ですね、素巖さんは。

素巖を探せ!その3:ルネこだいら『噴水』

さてその後小平駅まで戻りまして、みんな大好きルネ小平へ。
先に行けばよかったかしらと思いつつ、まあ小平駅周辺好きなのでいいか。

いつもの巨大ポストを左手に見つつ、そっと一階からエスカレーターか階段で3階へ。今の時期は小平市内の中学校が合唱祭を行っていることも多く、ふらふらと紛れ込むと不審者のようになってしまうので、きちんと一回受付を通るのが個人的ポイントです。

さて、3階まで上がりますと、ちょうどエレベーター横に『噴水』が飾られています。

この躍動感!ヤー!という声が聞こえてきそう。何だか見てるとやる気がみなぎってきます。もちろん関係はないのですが、何となくFC東京を意識してしまうデザインです。あ、ちなみに2階には平櫛田中の作品がありますよ。

素巖を探せ!その4:花小金井南児童館『墨客漫歩』

とうわけで最後の一か所、聞いたところによると『花小金井南児童館』にあるとの事!早速行って…ん?花小金井?

…というわけで、もう一回紅葉美しいグリーンロードを通る事に。先に行けばよかったかしらと思いつつ!まあグリーンロード好きなのでいいか!(本日二度目)

花小金井南児童館はちょうど小金井公園につながる細い道の手前、ジャブジャブ池の脇にございます。(閉館しちゃうと思って駆け込みましたので外観写真がなくて失礼。後日載せますね)

こちら入り口からロビーを左にまっすぐ進むと『墨客漫歩』がございます。いままでの施設同様受付の方にお話しした所、何とケースから出して見せてくれました!

たくさんお写真を撮らせてもらい、もうウッキウキで帰路につきこのブログを書いているのですが、補足のために色々調べてもなかなか一次資料が出てこない。

うーん、これは由々しき事態。もっと田中も素巖もみんなで盛り上げてくれて良いと思うんですよね!

例えばそれぞれのアンバサダーを決めて、年一回ビブリオバトルならぬスカルプチャーバトルをしてもらいyoutube配信、もちろん優劣などつくはずもないので最終的にスマブラで決着をつける、とか!勝ったほうのアーティストは一年間小平でもうプッシュしてもらえる、とか!

私も今の所どちらのアンバサダーに推薦されても良いようにドンキーコングで練習しておきます。いざとなったらかかえあげで道連れにしてやるぅ。

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