お部屋探しの4つのポイント【その4・内見】

台風一過といった本日ですが、いやいやいや何なんでしょうね、今年の台風の数は…我が愛する西武多摩湖線も土砂崩れで一部運行見合わせなんて!復旧には定評のある西武線ですのに。まあ、臨時バスの代行運転をガンガン出している所はさすがですね。一日も早く復旧し、ライオンズの応援に行きたいものです。頑張れ僕らの西武線!

さてさて、この度は「お部屋探しの4つのポイント」というテーマでつらつらと書かせていただきました。ここまでお付き合い下さいました方に感謝をしつつ、第四回目【内見】についてお話いたします。

減点法で点数を付けていこう

引っ越すための【目的】【場所】【予算】をしっかり反映した物件が決まったら、いよいよ幾つかのお部屋をご内見されるかと思います。その際、いったいどこをポイントに見ればいいのか、人それぞれなので一概にはいえませんね。が、たったひとつの抑えておきたいポイントがあります。

それは、お部屋は減点方式で見ていくという事です。

そうお伝えすると、たいていの方は「まるでケチをつけているようで気が引ける」とおっしゃいますが、それで良いんです。そりゃあ、評価する相手が人間相手なら細かい点をネチネチしていけば大げんかですから、なるべく相手のいい所を見て仲良くしようと思いますよね。だからこそ、ついつい物件探しの際にも『良いトコ』探しをしてしまいがち。そのため何を優先すべきかがわからなくなり、結果として大きく迷われる方が多くいらっしゃいます。

ですが、いざ住み始めてみると、嫌な部分や気になること(環境や騒音など)が意外と長く気になるものです。特に住環境についてはプライベートに直結する、不満があると時の経過とともに大きなストレスとなり後悔する事も多くあります。更新前に引っ越ししてお金が余計にかかってしまったり…。

それを防ぐためにも、まずは心の中にお蝶夫人を降臨させ
「あら、ワタクシには騒音が気になる感じでしてよ!」
「まあ、駅からの道にスーパーもないし、ちょっと暗くてよ!」
などと、心の中でわざと減点ポイントをチェックして行きましょう。

比較して、減点ポイントの少ないお部屋を選ぼう

さて、自身のワガママに正直に向き合い何部屋か観た後、それぞれの部屋の減点ポイントを比較しましょう。各お部屋ごとにメモを残したりしておくと良いですね。そして、自分にとって一番嫌なところが少ないお部屋を選びましょう。

今まで私がご案内したお客様でも「嫌な所がいっぱいあるけど、一点すごく好きな部分があるお部屋」より「コレだ!という訳ではないが無難で落ち着く部屋」のほうが、長く住まわれる傾向があります。

心のお蝶夫人が「まあここなら許してあげてもよくってよ」というまで、じっくり探しましょう。

いかがでしたか?もちろん、以上の4つのポイントをお一人でやり切る!と言うのはなかなか大変です。そのために私達不動産屋がおりますので、ぜひ気軽にご相談下さいね。

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